株式会社モスフードサービス様の採用課題解決事例 - リクオプ

モスバーガーは国内で1,358店舗を展開（※2016年10月末時点）。2014年12月より、リクオプをご利用です。
店舗のアルバイトスタッフについては、店長やフランチャイズオーナーが独自に採用を行い、年間約6,000人を雇っていました。 しかし、昨今の採用環境の悪化から、有料求人媒体に掲載しても思うように効果が得られない状況に。 首都圏・地方に関わらず全国的に厳しさを増す中、人材開発部は、 店舗の人材確保について、チェーン全体での取り組みが必要と判断。 店舗を支援するため、採用体制の刷新に乗り出しました。

同部門教育グループリーダーの濱崎様は、 「各オーナーや店長など現場にかかる負担を軽くして、採用率を改善したい一心だった」と、当時を振り返ります。 キャスト採用支援サイトを立ち上げ、『リクモス』という愛称を命名し、チェーン全体に展開。 さらに、シニアや主婦の方にも応募しやすく、応募者対応と選考のスピードを担保して採用率をアップさせるため、 応募者受付コールセンターも開設しました。

店舗の採用に本部が"介入"するようなことは...と、誤解もあり、当初は議論もありました。 しかし、「本部は店舗の不都合を解決することが仕事」と濱崎様。 「現場の採用が増えれば、もっといいお店ができる。結果、いいお店ができれば当然お客様が増えて利益にもつながる、というサイクルは不動の摂理です。」
「人材採用の仕組みこそがモスバーガーチェーンを良くしていく、というメッセージが関係者にとって分かりやすく、説得力をもって響いた。 無事、導入することができました。」

採用効果UP、コスト削減はもちろん、人材採用に対する意識を引き上げたことが最大の価値。

濱崎様「『リクモス』をきっかけに、これまで各店舗がどのように選考や面接をしていたか等が明らかになりました。 他店の活動を知る初めての機会となり、店舗全体の採用に対する意識や認識、理解度が確実に上がりました。その点が特に良かったと思っています。
関係者からは、『リクモス』という採用インフラができたことに対して想像以上の良い反響がありました。 年配の方やベテラン店長からも、"この仕組み（『リクモス』システム）を導入して良かった"とのお声を多くいただいています。」

■採用実数
濱崎様「毎日24時間『リクモス』からご応募いただけるようになり、これまでどの媒体を使っても採用できなかった店舗も含めて、多くの店で実績が上がっています。 導入初年度（2015年度）は『リクモス』を通して1,200名程を採用できました。これは全体の2割～2.5割と、我々にとって相当インパクトのあるボリュームです。 コスト面も、求人媒体を中心に採用活動をしていた時期と比べて、大幅に抑えることができました。店舗オーナーの費用負担も軽減できて、非常に良かったです。」

■外国人採用、多言語翻訳サイト
濱崎様「モスで働いている外国人はまだまだ少ない（全キャスト中1％程度）ですが、今後の採用市場を考えると、 東京五輪に向けて今のうちから外国人の方をもっと増やしてインバウンド消費に対応したい考えです。
その一手として、『リクモス』サイトを多言語（英語、中国語（簡体・繁体）、韓国語、ベトナム語）に対応しました。
日本生まれのモスバーガーは、これからも日本のおいしさやおもてなしを実現していきます。 外国人キャストが増えれば、外国人のお客様も入店しやすいと思います。願わくば全店で外国人キャストを採用して、日本のおもてなしを伝える身近なパートナーとなって活躍してほしい。 そういうお店を、一店舗でも増やしていきたいです。」

濱崎様「『リクモス』採用サイトを多言語対応する前、日本語の求人からも外国の方のご応募は相当数あり、既に採用実績もありました。 この度の多言語化を皮切りにいよいよ外国人採用を本格化し、応募経路を増やして積極的に採用していきたいと考えています。」

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